お客様に対する考え方
私の事務所のお客様は、ビジネスパートナーである税理士さん、弁護士さん、司法書士さんまた経営者の方からのご紹介がほとんどです。これらのビジネスパートナーである各種専門家や経営者の方とは勉強会等で交流を深めています。
私はフェイスブックやブログ（経営者会報ブログ）などインターネット上での情報発信や情報交換も積極的に行っていますが、本当に大切にしているのはリアルでの人間関係です。
インターネットの普及により知らない人とつながることが簡単にできる世の中になりましたが、私は実際に目の前にいる人を大事にしたいですし、同じ時間を共有することで信頼関係を構築した中で仕事をしていきたいと考えています。
ですので、基本的にお客様には顧問契約をしていただき長いお付き合いをお願いしています。私は独立開業をするまでは、長い間会社員でしたので、会社でチームで仕事をするのが大好きです。
顧問先のお客様の会社に対しては、経営者の気持ちに寄り添い、会社のチームの一員になり、一緒にお客様の会社のことを考えたいと心の底から思っています。また誤解を恐れずに言うと、そこまで思える会社さんとだけお付き合いをしたいと考えています。
拙著『トラブルにならない社員の正しい辞めさせ方』を発売した際には、刺激的な本のタイトルに惑わされてか心無い批判もたくさんいただきましたが、私のお客様は社員を辞めさせることを前提に会社経営をしている方はひとりもいらっしゃらないですし、会社という舟に社員を乗せて荒海を自らの手で渡っている経営者ばかりが現在のお客様です。
人は周りの人を幸せにすることで、自分も幸せになることができると考えています。命を与えられたからにはこの世で自分がなすべきことが必ずあるはずです。私は、経営者も社員も幸せになれる会社つくりのお手伝いをすることが自分のミッションだと考えています。綺麗事や建前だけの話はしません。経営のことを第一に考えたとき、厳しいアドバイスをさせていただくこともあります。（実際に「先生、えらいキツイこと言うなぁ」と経営者によく言われます）
ともあれ何があってもくじけず前進していく経営者を私は応援し続けます。それが私の社会保険労務士としての役割だと信じていますので。
