いより通信:タイムリーな社会保険情報・助成金情報労務相談事例などを発信中!
積極的に声がけしましょう
みなさん、こんにちは。
社労士の井寄です。
2021年、早くも折り返し地点です。
年初から、ずっと感染症拡大防止対策から
逃れられないまま、半年が経過しました。
オリンピックもこのまま開催されるようです。
ワクチン接種が急ピッチで進んでいるようですが
どうなることやら・・・です。
私は大学の職域接種枠で7月の終わりと8月の終わりに
予約をすることができました。
ただ、ワクチンを接種しても、マンボウが終わっても
積極的に自分の行動を変える気はありません。
しばらくは、大勢の人との食事会は避けますし
雑多な場所にも出入りしないつもりです。
ただ、インターネットを通じた人との交流ができるとはいえ
リアルでの交流も必要だと感じています。
職場でも同じです。
私のような自己完結型の人間は、ひとりで機嫌よく
むしろマイペースを楽しみながら仕事ができるのですが
社会人としての経験が浅い人や、そもそも孤立しやすい仕事内容の人は
気にかけて声がけをしていくことが求められると言えます。
私の周りにも、出社率をあげている会社様が多くあります。
特に経験値が浅い人は基本的には出社として、リアルタイムで
状況をみながら仕事の割り振りをされているようです。
あくまでも個人的な考えですが、本当に困っている人ほど
「困っている」と声をあげられないことも多いのでは・・と感じています。
声をあげることができる人は、目につくので、気にしてもらえるけれども
こんなことを聞いてもよいのか悪いのかもわからない、といったような人が
色々抱えこんでしまい、自分の殻に閉じこもってしまうことになるのでは
ないでしょうか。
大学院の講義が今年から対面になりました。
思いもよらぬ人から思いもよらぬ声がけで
気づきがあったり、救われることもあります。
そうしたケースでは、声をかけた人はそこまでの
意識はないことも多々あります。
自分と違う視点からのアドバイスにより
自分のことを気にしてくれている誰かがいること
自分の立ち位置が求められているものを大きくずれていないこと
など、他者との何気ないやりとりで気づくことが多くあります。
オンラインでもリアルでも、周りを見渡して
気づいたことを口にしてみる、を心がけてみてはいかがでしょうか。
7月給与の注意事項
1)労働保険料年度更新と労働保険料の納付期限、社会保険算定基礎届の提出期限は7月12日(月)です。(例年通り)
2)賞与の支払いがある場合、賞与支払い届の提出をお忘れなく
3)緊急事態宣言およびまん延防止等にかかる雇用調整助成金の特例措置についてはこちら
今月の気づき
昨年は、感染症の影響でほとんど実家に顔を見せることがありませんでした。
年老いた両親も、ワイドショーの言うことを聞いて(←インターネットに
接続していないので情報源はおそらくテレビですよね)
外出を控えていました。
感染症が少し落ち着いたかと感じたタイミングで
娘と実家に行くと、散歩はしているとのことでしたが
人に会わない生活を続けすぎて、一気に老け込んだように感じました。
心配になり、今年に入ってからは、2か月に1回くらいは
短い時間の滞在で顔を出すようにしています。
仕事も引退していますし、地域との関わりも断たれると
孤立してしまうんだなと感じました。
自宅近くの、ゲートボール場も長く使われていないので
雑草が生えていました。
現役世代の我々にとっても、仕事の面や人との交流で不自由もありますが
我々はインターネットを使えば、なんとかなりますが
規制が1年半にも及ぶと、高齢者の人たちは精神衛生上もキツイだろうなと
感じた次第です。
(2021年07月発行)