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地に足をつけて自分ができることをやりましょう
みなさん、こんにちは。
社労士の井寄です。
今年は節分が124年ぶりに2月2日だそうです。
自分が生きているときに、めぐりあわせになるなんて
ちょっと感激です。
とはいえ、子どもが大きくなってからは豆まきもしなくなったので
特別何かをするわけではなく、巻きずしを食べる程度ですけど。
さて、2月2日の節分のみならず、まさか自分が生きている間に
こんなことがあるなんて・・のベスト3には入ると思われる
新型コロナウイルス感染症の影響が止まらないですね。
ワクチン接種の目途が見えてきたので、収束に向かうとよいですが
コロナを経てズタボロになった経済面は、すぐには回復は難しいと感じています。
色々なところで「コロナのせいで・・」という言葉が聞かれますが
私自身は、意識的に「コロナのせいで・・」とは言わないようにしています。
「コロナがなければ、もっと〇〇ができた」等、もちろんありますが
コロナがあったから、業務の進め方や、お客様とのやりとり方法など
改善するきっかけにもなったと考えています。
いずれにせよ、コロナがそこにいることは変えようのない事実なので
「コロナさえなければ」という仮定を前提にしても目の前の現実は
変えることはできません。
こんなときだからこそ、地に足をつけて、社会の中の自分のポジションを
しっかり認識し、その立場でできること、そこから派生してできることを
やっていくしかないと考えています。
休業に対する補償がでる業種や、働く人の場合、
休んだ時間をどう使うかが重要だと考えています。
休む=社会の中のポジションの喪失につながる可能性もあります。
今の世の中で、その企業しかできない、その人にしかできない、
というようなことは、すごく限られています。
休んでいると、自分のポジションは別の企業や人に
奪われてしまうことも考えられるのではないでしょうか。
現在はSNSを利用すれば、無料で簡単に情報発信ができます。
お店であれば、営業はしていなくとも新メニューの開発情報を発信するとか
クライアントとのつながりや、新しい販路の開拓のために動くことが必要でしょう。
春の緊急事態宣言で、スポーツジムが営業自粛をしていたとき
私がお世話になっているトレーナーさんは、毎日無料で宅トレの動画配信をしてくださいました。
何度か、zoomでの合同トレーニング(無料)も、してくださいました。
自粛期間明けにトレーニングに伺った際に、「大変でしたね」とお話したら
「動画の勉強ができてよかったです」と爽やかにおっしゃってました。
私自身はその時期は仕事が大変で、トレーニングもできず
精神的にもつらかった時期でしたが、トレーナーさんのサービスに救われました。
営業できなくとも、社会の中のご自身の役割をしっかり見据えて
できる方法でサービスを提供してくださったんだと思います。
とはいえ、様々な業界に影響が広がり、現実問題としては大変だと思います。
しかし、これまでやってきたこと、何を通じて社会に貢献してきたかの棚卸をして
今後に向けてもその役割を果たすことができるよう、前を向いて進んでいきましょう。
私もそうしたいと思います。
2月給与の注意事項
1)雇用調整助成金の特例措置が延長予定です。
参考)厚生労働省報道発表(令和3年1月22日)
2)国税庁から「在宅勤務にかかる費用負担にかかるFAQ」が発出されました。
今月の気づき
コロナ騒動が始まってからもう1年が経過しようとしていますが、みなさん、いかがですか?
春の緊急事態宣言のときは、マスクや消毒液、トイレットペーパーまで不足していたという不安な
状況でしたが、今は開き直って、目に見えない外敵を恐れるよりも、自分の免疫力を上げることに
注力しています。
これまでは人と会って、悩みの解決のヒントを得たり、充電していたんですが
今は他人の力を借りなくとも、自分で自分のメンタルを一定ラインで保つ努力をしています。
今、できないことや、会えない人のことを思ってウジウジするよりも
できることは何かを考えて行動しています。
最近始めたことがぼっちご飯です。
予約必須のお店も今は予約が取りやすくなっており
一人でも受け入れて受け入れていただけるようになっています。
複数だと感染リスクが高まりますがひとりで食べている分には
感染リスクは低いかと勝手に考えています。
大好きな飲食店が困っているのを、「がんばれ」という気持ちだけでは
支えられないと考えて、お金を使わせていただくようにしています。
自分ができること、目の前のことをひとつずつやっていきたいです。
(2021年02月発行)