いより通信:タイムリーな社会保険情報・助成金情報労務相談事例などを発信中!

いより通信 vol.112 (2014年06月号)

「共感力」を高めよう!

みなさん、こんにちは。
大阪は一日ごとに気温と湿度が上がっているのを感じます。
暑い夏はもうすぐそこまでやってきています。

夏になると、「暑い→外」 と 「寒い→室内」 の
急激な気温の変化への対応が大変ですよね。
特に男性と女性と暑さの感じ方が違うので、男性と一緒だと
冷蔵庫のような室温にまで引き下げられてしまうため、
日焼け防止も兼ねて女子は上着が必須になります。

さて、先日ちょっとしたイベントがあったので、事務所の近くの美容院で
髪をセットしてもらう機会がありました。
いつも行っている美容院ではないので、いわば「一見さん」です。

美容師さんは新米だったのか、仕上がりが・・・でした。
もちろん技術的なものが一番大きいと思います。
でも、私が感じたのは、「共感度」の低さでした。

これまでもイベントのときは、色々な美容院でセットをお願いしてきました。
ホテルであったり、出張先であったりするので基本的には
すべて「一見さん」です。

髪をセットしてもらう30分~60分の間、「何のために」は
常に聞かれますし、こちらも話しています。
セットをするときに美容師さんが仕事として「処理」するだけではなく
「何のために」を理解し、自分のイベントに関わる一員として
一緒に楽しむ気持ちを持つことで、よい仕上がりになるのでは・・と
感じました。

我々の仕事も人と関わる仕事です。
資格を持って法律に基づいてアドバイスをする立場ですので
「できること」「できないこと」をしっかり伝えることは必須ですが
お客様から相談を受けたときに「何のために」を理解し
当事者として一緒にその場をつくりあげるつもりで
関わりを持つことが大事だと思うのです。

職場においても、働く人に「当事者」として
会社の事業を一緒に盛り上げてもらうためには
「何のために」「誰のために」を理解してもらい
共感を得る工夫をすること。

会社と社員は「雇用契約」という契約関係で結ばれていますが
生身の人間である限り、「気持ち」の部分での「共感」は
スムーズな事業運営のためには必須だと考えるのです。

人が集まる中で「ルール」はもちろん大事ですが
「ルール」で人の気持ちを縛ることはできても
動かすことはできません。

学生時代の学園祭のときのように
みんなで気持ちをひとつにして目標に向かって
盛り上がるような職場をつくっていきたいですね。
 


 


 

6月給与の注意事項

1.労働保険料年度更新の書類がお手元に届くと思います。
今年度の提出期間は6月2日から7月10日となっています。
労働保険料の納付期限は7月10日です。
労働保険料算出の際に基礎となる賃金は
平成25年4月1日から平成26年3月31日までに
支払われた賃金です(アルバイト・退職者を含む) 

■参考)厚生労働省 労働保険料年度更新に係るお知らせ

 

2.算定基礎届の作成準備をしましょう。
今年度の提出期間は7月1日から7月10日です。
作成の際、二等級以上の変動がある社員について、
月額変更届の提出漏れがないかどうかの確認をしてください

併せて扶養調査が実施される予定です。
就職したご子息や、働き始めた奥様など、扶養家族の
外し漏れがないかどうかのチェックをしましょう。
 

今月の気づき

母校である関西学院大学の入学案内である『空の翼』という冊子に
OBとして掲載されました。

10354830_721443931235577_7920154975671116225_n.jpg

母校を卒業してから25年になります。
先日、当時所属していたテニスサークルのOB会があり
10年ぶりくらいで母校を訪れました。

今も大学(関西大学)に通っているのですが
関大では感じない、あの若き日の想い出が押し寄せてくる感じで
胸が切なくなりました。

あの時代を一緒に過ごしたみなさんと会う機会も得て
また、おそらく我々の子どもが今度はキャンパスに通う
年代になっての入学案内に掲載していただいたことを
とてもありがたく思っています。

大学生のときは、楽しいこともたくさんあったけど
苦しいことや、悩むことも多くありました。
でも、「今を一所懸命生きる姿勢」は、
昔も今も変わらないなぁって感じました。

今から20年経って、仕事もリタイアする頃に
「あのときは悩むことも多かったけど一所懸命仕事をして
楽しかったし、充実していたなぁ」って思えるように
(今も十分思ってますけど・笑)
今、できることをあきらめずに前向きにやっていきたいと思います。

(2014年06月発行)

お問い合わせフォームはこちら