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メリハリのある時間の使い方をしましょう。
みなさん、こんにちは。
社労士の井寄です。
2011年も残すところあと1カ月になりました。
今年は3月の東日本での震災に始まり、
台風の災害、国外ではタイでの洪水
そして欧州での通貨危機など、
大変な1年だったと感じています。
私自身も上半期は職員さんが落ち着かず
半年で3回転したり(汗)
より安定した経営をめざして事務所を移転し、
ホームページも全面リニューアルするなど
大きな動きがあった1年でした。
でも仕事がどんどん増えるときや、安定しているときは
実は思い切った手を打つことってできないんですよね。
「現状でよし」と思うので、改革を先送りにしてしまうのだと思います。
私自身も実際にそうでした。でも時代は変化しています。
それに対応していくにはアクションを起こしていくしかないと考えています。
時間の使い方も同じなんですよね。
「いよりさん、いつも忙しそうにしてるね」とよく言われるのですが
実はかなり仕事をコントロールしています。
1週間移動しっぱなしで、お客様訪問を続けているときもあれば
事務所にこもって原稿を書いたり、ホームページのコンテンツ作成を
している週もあります。
仕事は集中して行った方がはかどりますので
自分で週ごとのテーマを設定するようにしています。
そしてスケジュールを組むときに絶対に心がけていることは
予備の時間を持つということです。
我々の仕事はお客様の会社に困りごとがあったときに
緊急出動しなければならない仕事ですので、
バッファの時間も含めてスケジュールを組んでいくことです。
バッファの時間があると、「未来のための仕事」をすることができます。
ホームページのコンテンツ作成もそうですし、私であれば
本の企画を考えることも「未来のための仕事」のひとつです。
時間は誰に対しても平等に与えられています。
平等であるにも関わらず、仕事で大きな成果を得ることができる人と
できない人がいるのは、その環境にも要因があるかもしれませんが
「時間の使い方」(自分の時間だけではなく他人の時間を使うことも含めて)
で大きな差が出てくるのではないでしょうか。
新しい年に向けて、時間の使い方について改めて考えてみられたらいかがでしょうか。
*写真は当事務所が入居しているビルの入り口です。
本日からクリスマス仕様になりました。
12月給与の注意事項
1.年末調整をしましょう。扶養家族の変動がある場合、
健康保険の手続きが必要になる場合があります。
2.賞与の支給がある場合は、賞与支払い届の提出と
源泉所得税の支払いをお忘れなく
今月の気づき
当事務所では毎月1日に事務所通信をWEB(こちら)にアップし
そのお知らせをメルマガでお伝えしています。
さらに、顧問契約をいただいだいるお客様には当月分の請求書を1日に発送し
その際にニュースレターを同封しています。
この1日発送、1日発信というのは
開業準備中に事務所通信をメルマガで送っているときから
7年間守る続けているルールです。
1日にこだわるのはなぜか。
主人の実家の母は毎月1日に神社にお参りに行き、
1日に小豆のものを食べるとよい、といって
私たちにも毎月毎月赤飯を炊いて届けてくれていました。
色々調べてみると、伊勢神宮にも朔日参りという風習があるようです。
1日は過ぎた1ヵ月に感謝し、新しい月の無事を祈るそんな特別な1日なのです。
新しい月に「今月もよろしくお願いします」という意味をこめて、
またメルマガの読者さんには、
「いよりさんのメルマガが来たからまた新しい月が来た」と感じていただけるように
1日にこだわって発信・発送をしています。
前半では「改革」について書きましたが、
地味なことをコツコツ変わらず続けることが
お客様に安心を与え、そして信頼を得ることになると信じています。
「こだわり」って自分らしさのひとつだと思いますし
これからも大事にしていきたいと思います。
(2011年12月発行)