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貸しをつくる生き方を
『稼げる社労士の集客術』の大阪での出版記念講演とパーティが無事終了しました。
講演は『他力本願で行こう!』というタイトルでお話をさせていただきました。
アンケートで反応が大きかった「貸しをつくる生き方をする」を、今月のいより通信でご紹介させていただきますね。
「貸しをつくる生き方」をする、というのは、常に相手の求めることよりも多くやってあげることを言います。常にそうすることで、相手は「ここまでやってもらって申し訳ない。次は何か返さないと」と思うようになります。
お互いに相手のために、という気持ちがどんどん積み重なり、仕事がたくさん増えたりいい効果があることがほとんどです。
仮に相手にそれが伝わらなかったとしても、次にその相手と会うとき、正々堂々と会うことができます。
逆のパターンで相手の求めることに対して十分な結果が出せなかった場合、「借り」を作ることになり、場合によっては、その相手に会いにくい状況になってしまいます。
私の仕事で言えば、就業規則の作成を依頼されて、約束の期日ギリギリになってしまったときなどは、次にお目にかかるときに「先日はすいませんでした」とお詫びの言葉から始まることになります。
ここ最近、顧問先以外のお客様からの退職者に関する相談が増えています。突然会社に出てこなくなり、有給休暇の消化後の退職日を書いて退職届を送りつけてきた、こんな場合でも有給休暇の取得を認めなければならないか、などです。
経営者にとっては、急な退職は困ることですし、退職届を送りつけてくるという行為自体が社会人としての常識を逸脱していると考えられるので、怒りが収まらないのはわかります。他の社員にも示しがつかない、ということもあるでしょう。
但し、昔から「金持ちけんかせず」と言います。突然会社に来なくなり、退職届を送りつけてくるなんて普通の精神状態の社会人であれば、考えられない行為です。そんな常識を逸脱した行為をするというのは、会社に対する不満がたまっていたからだと考えられます。そんな不満を抱えた社員を在籍させていても会社にとっていいことはありません。辞めてくれるというのであれば、有給休暇云々で争うべきではないでしょう。
他人に「貸し」をつくるというのは、自分に余裕がなければできません。借りてばかりだと思いもよらないときに、借りを返してくれ、といわれることになるのです。
「終わりよければすべてよし」という言葉もあります。理不尽な要求をすべて飲む必要はありませんが、相手に貸しをつくった方が勝ちと思って、対応してみてはいかがでしょうか。
9月給与の注意事項
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9月から厚生年金保険料が変更になります。
→日本年金機構ページに保険料額表がアップされています。
http://www.nenkin.go.jp/main/employer/index6.html -
9月から算定結果を踏まえた新標準報酬に沿った保険料に変更になります。
*いずれも社会保険料を翌月徴収している場合は10月給与の控除額から変更になります。
今月の気づき
冒頭でもお知らせしましたように8月28日に大阪での出版記念パーティが無事終了しました。士業仲間に運営をお手伝いいただき、スムーズな進行ができました。お手伝いいただいたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
そして暑い中ご参加いただいた延べ70名のみなさん。スピーチで、参加者みんなが明るい顔をしている会だと言っていただけました。今回もイベント盛りだくさんで一人一人とゆっくりお話できなかったのですが、楽しんでいただけたようでよかったです。
最後のごあいさつのときに、壇上からみなさんの顔を見ていると、ここにいらっしゃるるひとりひとりに支えられて、今の自分があるんだなぁと感極まってしまいました。
引き続き応援していただけるように、今度は自分がみなさんを支えていきたいと思います。
東京の出版記念パーティは9月11日(土)です。まだ空席がございますので、よろしければご参加ください。本をお読みになった方であればどなたでもご参加していただけます。
出版記念講演・パーティ詳細
http://www.sr-iyori.com/book/book03/party.html(終了しました)
東京はアウエーなので緊張していますが、さらにバージョンアップして講演とパーティに臨みたいと思います。どうぞお楽しみに!
(2010年09月発行)