いより通信/組織活性化＆人材育成のサポーター　井寄事務所

こんにちは。大阪の社会保険労務士の井寄奈美です。
みなさま方には日頃から大変御世話になり、ありがとうございます。
あっという間に5月になりました。先日まで桜が咲いていた近所の公園は見事に葉桜になっていて新緑が目にまぶしいです。
5月は植物が元気な月ですよね。まだ暑くもないので、虫の発生も少ないですし活き活き咲いている花を見ると心がなごみます。

さて、先日「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」の著者の香取貴信さんの講演をお聞きする機会がありました。
その中に「人は仕事に対する使命感のスイッチがONになったときに周りの人を感動させる仕事ができるようになる」、といった内容のお話がありました。
私の仕事は経営者の方と一緒にいかに従業員さんのモチベーションを上げていかに従業員さんひとりひとりが最大のパフォーマンスをしてくれるかを考えることです。その一環として人事評価制度や目標管理制度の導入があります。

しかし形だけつくっても制度は機能せず人は育ちません。「人間」なので、社内で人を育てる、一生その人と付き合うつもりでど真剣に人対人として向き合う、という根本的なことが大切なんだと感じました。
「思いやり」の気持ちを持って、その人のことを考えるリーダーが存在したときその職場では人がどんどん育っていくでしょう。

大前提として他人は言うことは聞いてくれません。その場合でも一旦上司である自分のスタンスを変えてみることも必要でしょう。

今後企業の経営者や、幹部に求められるのは基本的な人間力です。
IT化が進んだ現在だからこそ、人対人のお付き合いをもう一度見直してみませんか？

まずは家族、そして社内からです。身内を大切にできないのに、お客様に満足していただくことのできる真のサービスが提供できるはずがありません。

1. あいさつ
2. そうじ
3. 返事
4. 思いやり

この4つのポイントを常に頭に置いて、日々の業務に取り組んでいきましょう。
基本的な人間力を強化して、従業員さんが育つ職場環境をつくりましょう！